@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00016058, author = {辻井, 弘忠}, journal = {信州大学教育システム研究開発センター紀要}, month = {Mar}, note = {信州大学画像情報ネットワークシステム(SUNS)を利用した遠隔講義は,農学部においては平成4年度から開始された。農学部の「動物発生工学」と繊維学部の「遺伝子工学」とのジョイント講義を始めて,11年続けられてきた。毎年,学生の感想・意見を取り入れ,授業のやり方・講義の内容について改良や工夫を重ね,前もってプリントを配布し,板書を減らし,オペレーターの学生をつけ,プリントに従って講義をする。また,ビデオなどを取り入れるなどの方法を実行している。前回平成12年度の受講者を対象に設問形式のアンケートを実行したところ,オペレーターの不慣れや機械の故障などが原因だと思われる苦言が多く,通常の講義に比べて分かりにくい,講義の雰囲気が伝わりにくい,講義に集中しにくい,教官に親しみがわかない,画面の文字が読みにくい,スピーカーの音量が不適切である,という学生が多いのが目立った。今回,平成14年度の受講者を対象に記述式のアンケートを実施し学生の意見をまとめてみた。その結果,遠隔講義を存続してほしいが大半で,他学部の講義が聴けて楽しい,ジョイント講義がもっとあってもいいのではないか,などの意見が多くみられ,存続するには学生自身が講義に参加し,質問なり前もってテーマを決めたディスカッションや学部の情報交換などをもっと積極的にやる必要がある。教官同志の連携を密にして,同じテーマ内の相互乗り入れなど実のある講義にしてほしい,などの意見が書いてあった。これらのことから,もう少し工夫をすれば,現代の学生にも受け入れられる講義が出来ると確信した。SUNSの老朽化しているので,機械の更新を図り,光ファイバーによる大型スクリーンの導入,パソコンを使った講義など新しい展開が必要であることを実感した。, Article, 信州大学教育システム研究開発センター紀要 9: 153-163(2003)}, pages = {153--163}, title = {SUNSによる遠隔講義:記述式によるアンケート}, volume = {9}, year = {2003} }