@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00016187, author = {ブライアリー, マーク}, journal = {信州大学高等教育システムセンター紀要}, month = {Mar}, note = {本稿は,筆者が実際の授業の中で実施した,スピーキング力養成のための『ディベート』(Debate:討論)形式の学習方法について,その具体的学習および指導内容と成果について報告するものである。当初,英語スピーキングの授業に『ディベート』を取り入れることには,多くの教師の間に戸惑いがあった。それは,学生の英語力が『ディベート』を行うレベルに達していないという大きな問題点があったからである。筆者自身も,その教育的有効性を確信出来る根拠を持ち得なかったというのが正直なところである。また『ディベート』を行う際には,様々なルールや特殊な技術を要するため,全くの素人である学生に抵抗感があるのではないかという危惧もあった。ところが,当初のこれ等の不安や躊躇に反して,予想以上の成果を見ることが出来た。その背景には,以下の点が満たされていたと考える。・討論する話題についての知識が前もって与えられている・主張の賛否が確定している・主張のための明確な根拠を持っている・『原子力発電を断念すべき』『学校の制服は不要』『サッカーは野球よりいい』等,学生が興味を持つテーマを選ぶことができる 『ディベート』は,本来,討論者を育てるのが目的とされているが,以上のような背景が満たされていれば,英語スピーキング力養成のための有効的手段となり,また,学生自身の生活や,社会・世界の出来事を客観的に捉え,時には批判的に主張し,学生の人生に関わる話題についての興味を向上させることができ,その教育的価値は高いと考える。, Article, 信州大学高等教育システムセンター紀要 1: 47-64(2005)}, pages = {47--64}, title = {Debating-Experiences with First Year University Students}, volume = {1}, year = {2005} }