@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00016281, author = {合津, 美穂}, journal = {信州大学留学生センター紀要}, month = {Mar}, note = {本論では、1930年代に台湾軍司令部によって記録された調査報告書と、1998年に行った面接調査で収録した談話資料の分析を通じて、日本統治時代における漢族系台湾人の日本語意識について考察した。その結果、多様な日本語意識の中にも階層と地域による違いが認められた。日本語普及政策は学校教育を中心として推進されたが、政策自体が漢族系台湾人の社会階層と結びついていたため、漢族系台湾人社会には学校教育を受けられた階層と受けられなかった階層が存在していた。また、日本人住民が都市部に集中し、地域によって日本人人口や日本語普及状況が異なっていた。こうした状況を背景とし、漢族系の人々の日本語に対する意識に階層差と地域差が生じていたと考えられた。, Article, 信州大学留学生センター紀要 2: 61-77(2001)}, pages = {61--77}, title = {日本統治時代の台湾における日本語意識-漢族系台湾人を対象として-}, volume = {2}, year = {2001} }