@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00016340, author = {公文, 富士夫 and 田原, 敬治 and 山本, 雅道}, journal = {信州大学山地水環境教育研究センター研究報告}, month = {Apr}, note = {2003年12月に木崎湖の湖心部で採取した湖底堆積物の柱状試料について見かけ密度を測定し、珪藻の属構成と産出頻度を調べた。この特徴を1983年および2000年に採取された柱状試料の特徴と比較し、大まかな年代の枠組みを解明した。その枠組みの下で、気象記録と木崎湖の水位変動資料から木崎湖で発生した洪水の強度を評価し、大規模な洪水と堆積物の見かけ密度ピークとを対応させた。この密度ピークの年代を指標として平均堆積速度を求めると、1961年~1969年で11.6mm/y、1969年~1984年で4mm/y、1984年~2003年で6mm/yとなり、堆積環境が大きく変わる3つの時期があることが判明した。この堆積速度の見積もりは、137Csや210Pbに基づく堆積速度の見積もりとも一致する。見かけ密度の垂直的な変化はどの柱状試料にも安定して保存されており、場所や時期を違えて採取した試料間でも同一層準が決められるので、異なるデータ間の精密な比較を可能とする有効な指標である。, Article, 信州大学山地水環境教育研究センター研究報告 3: 77-84(2004)}, pages = {77--84}, title = {信州、木崎湖における最近の堆積物の年代と堆積速度}, volume = {3}, year = {2004} }