@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00001670, author = {勝崎, 彩子 and 川島, 一夫}, journal = {信州大学教育学部紀要}, month = {Aug}, note = {本研究は、教師や学校関係者が不登校児に対して、どのような感情を持つことが多いかについて検討を行った。マスコミの影響からか、一般的に不登校といえば「いじめ」という考えることが多いように見かけられる。その結果、原因に関わらず、不登校児を「いじめ」によるものと考えて対応をすることが、不登校の長期化につながっている可能性が考えられる。そこで、教師および学校関係者を対象として、帰属理論から引き出された8つのタイプの不登校児についてのクースに対する10の感情についての評定尺度による検討を行った。その結果、学業的達成に関する先行研究で見いだされた能力要因に帰属したとき同情心がわき、努力要因に帰属したとき怒りの感情がわくという結果と異なり、努力要因である「自己中心性」や「怠惰」で、怒りの感情が高い得点を示したにもかかわらず、「能力」では同情心が特に高い得点を示すということはなかった。学業的達成とは異なり、不登校児に対する帰属と感情は、子どもを取り巻く環境的な要因が大きく影響をすることが明らかとなった。, Article, 信州大学教育学部紀要. 115: 167-176 (2005)}, pages = {167--176}, title = {不登校の原因は、「いじめ」だと思ってしまう?:不登校児に対する原因帰属と感情(人文・社会)}, volume = {115}, year = {2005} }