@techreport{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00016753, author = {佐藤, 利幸 and 永山, 葉子 and 中西, 由佳}, month = {Mar}, note = {自然破壊が加速するなか、かろうじて自然のなごりがみられる信州の山岳周辺(里山)は、自然撹乱が多発する河川上流域にも相当し,豊かな自然環境のもと個性あふれる信州の文化を育み発展させてきた。一方で、最近加速された大型ダム建設や道路整備は、各地との交流を容易にし、日本各地(とくに都心部)からの旅行者を受け入れる体制をつくりあげた。生活の快適さと安全さは、生活様式の単ーさにもつながる。かつての信州山岳の個性は次第に失われつつある。大型ダムや大型車主車場による開発は多くの植物、つづいて動物の種数激減への引き金となることは周知のことである。本研究では、狭い範囲においていかなる多様性(植物・動物・食料・お土産・文化・習慣)が存在するかを精査することである。長野県中央部(中信)を基準にして市町村別の違いを定量的に探るものである。これまでに、天竜川を中心とした信州の河川源流域の環境評価と共生の総合検討がなされた。流域環境保全にとって重要であった.昨年度実績である天龍川上流域の資料をもとに、それを取巻く里山・山岳環境が創出・維持してきた信州各地の自然,文化ならびに社会特性の解明,地域相互間の比較・交流の検討など,発展的な研究計画を企画した.そのために,木研究はとくに河川|流域を取巻く里山・山岳において,全学にまたがる環境科学研究会メンバーの参加を得て,自然,人文,社会科学をも含む総合的調査・研究を実施する.これによって,天龍川上流域から見た環境評価と共生の方法を調査・検言すすると共に,研究成果の地域還元,地域との連携による調査・研究の方法を模索するものであるー, Article, 環境科学年報24:9-14(2002)}, title = {中部地方の山系・水系が支える局所植物多様性の創生(2002年度学長義量経費獲得をめざして)}, year = {2002} }