@techreport{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00016779, author = {土田, 勝義}, month = {Mar}, note = {天竜川上流にただ1ケ所生育が確認されていた希少植物ミクリは、環境庁のレッドデータリスト(1997) で、準絶滅危倶植物に指定され、また河川改修により生育地が消失するためその保全が検討され生態調査が行われた。その結果ミクリは常時冠水する水湿を必要とし、また地下部の根茎や走出枝による無性生殖によって繁殖が旺盛なこと、種子による繁殖は困難なこと、適正な移植時期、生育環境が必要とすることがわかった。これらをもとにミクリは諏訪湖の横河川河口に移植された。移植法は木箱、木枠に株を植え込み、小石で根元を押さえて浮上しないようにした。当年のモニターでは、順調に生育し、株数が2倍に増加した。また開花・結実したものが約17%あった。モニターはその後つづいているが、ミクリの移植による保全は可能といえる。, Article, 環境科学年報23:45-52(2001)}, title = {天竜川の希少植物ミクリの生態と移植による保全}, year = {2001} }