@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00017976, author = {富岡, 郁夫}, journal = {信州大学農学部紀要}, month = {Mar}, note = {非ヒト霊長類はヒトに近い存在であるため,特に医学分野においては重要な実験動物である。これまでマウスを用いて多くの疾患モデル動物が開発され,医学研究の発展に多大な貢献をしてきたが,ヒトとげっ歯類では生理や形態が大きく異なるため,薬効評価や疾患症状の解析,疾患バイオマーカーの開発には不向きであった。そのため,よりヒトに近い非ヒト霊長類を用いた疾患モデルの開発が熱望されている。近年,非ヒト霊長類においてヒト疾患を再現した世界初のトランスジェニック個体が作出され,さらにごく最近では標的遺伝子改変個体の作出も報告された。これにより,今後さらに多くの非ヒト霊長類を用いた疾患モデルが作出されることが予想される。優れたモデル動物は疾患克服の鍵であり,非ヒト霊長類における発生工学の発展は革新的治療法の開発に繫がるだろう。, Article, 信州大学農学部紀要 52: 9-15(2016)}, pages = {9--15}, title = {非ヒト霊長類における発生工学の歴史}, volume = {52}, year = {2016} }