@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00017986, author = {濵渦, 康範 and 安藤, 寿美怜}, journal = {信州大学農学部AFC報告}, month = {Mar}, note = {自然農法は,有機栽培の中でも特に環境負荷を小さくし,生物多様性を育ててその恩恵にあずかる環境共生型農法である。本研究では,自然農法による小規模な自給菜園(環境共生型菜園)を新規に設置した場合の,初年度における栽培状況や菜園の環境因子(無機養分や生物数),生産物の収量や品質について調査した。約30品目の作物の混植と緑肥作物の育成により,土壌微生物総数,放線菌数が増加し,昆虫や雑草も含めて菜園の多様性が向上した。品目によっては虫害が顕著であったが,病害は特に大きな問題とならなかった。菜園区画面積約0.7a(正味の栽培面積約0.37a)からの作物収量は101.5㎏であった。数種品目のアスコルビン酸とポリフェノールの含量調査から,無肥料・無農薬栽培においても成分に顕著な影響はないものと考えられたが,いくつかの品目には無機養分不足の兆候もみとめられた。ただし,本調査は設置初年度の調査であり,自然農法による土壌育成には3~5年かかるとされることから,今後継続的な調査を行う予定である。, Article, 信州大学農学部AFC報告 14: 37-50(2016)}, pages = {37--50}, title = {環境共生型の自給菜園構築に関する予備調査:初年度の栽培環境と生産物の評価}, volume = {14}, year = {2016} }