@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00017987, author = {中下, 留美子 and 橋本, 操 and 岸元, 良輔 and 瀧井, 暁子 and 鈴木, 彌生子 and 林, 秀剛 and 泉山, 茂之}, journal = {信州大学農学部AFC報告}, month = {Mar}, note = {2014年は,長野県大町市では2006年に続くツキノワグマ(Ursus thibetanus)が大量に出没した年であった。特に9月以降,多数のツキノワグマが市内各地に出没し,人身事故は過去最多(7件)となった。本研究では,長野県が収集した当該地域のツキノワグマ捕獲情報を整理した。また,体毛試料が収集された個体については,体毛の炭素・窒素安定同位体比を測定し,捕獲地点や被害との関連性,人里への依存度について検討した。その結果,クマの捕獲は北アルプス山麓の高瀬川や鹿島川に沿った地域に多く,特に鹿島川に沿った地域で捕獲された個体の中には,養魚場に依存していた個体が多数捕獲されていることが明らかとなった。今後,大量出没ではない平常年の出没状況と比較していく必要はあるが,出没の多寡にかかわらず,当該地域における徹底したクマを寄せつけない環境づくりによる被害防除・軽減対策が求められる。, Article, 信州大学農学部AFC報告 14: 51-62(2016)}, pages = {51--62}, title = {2014年長野県大町市におけるツキノワグマの捕獲状況と捕獲個体の人里依存度}, volume = {14}, year = {2016} }