@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00018648, author = {山下, 貴 and 島田, 英昭}, journal = {信州心理臨床紀要}, month = {}, note = {本研究は,非連続型テキストを含む説明文の読解において,Kintstch(1998) の文章理解モデルにおけるテキストベースと状況モデルの構築過程の時系列的な特徴を比較することを目的とした。実験参加者に対し, グラフを含む説明文を呈示して読解を求め,あらかじめ用意された問題に解答するよう求めた。問題は,正誤判定課題と推論課題の2種類であり,それぞれテキストベース,状況モデルの構築を求める課題に対応する。読解と解答の過程を視線計測により記録し,視線の停留点の位置と時間に基づいて分析を行った。その結果,グラフに対する停留率は,正誤判定課題よりも推論課題の方が全体的に高かった。また, 推論課題においては読解の後半や解答過程でグラフに対する停留率が高く,問題の解答が適切であった群はグラフを多く見る傾向があったが,正誤判定課題ではこのような傾向がみられなかった。以上の結果から,テキストベースの構築に比べ,状況モデルの構築を求められる場合には,後半で非連続型テキストを見る比重を増やす読解方略を用いており, 非連続型テキストを重視した表象を形成していることが示された。, Article, 信州心理臨床紀要 12 : 81-87 (2013)}, pages = {81--87}, title = {非連続型テキストを含む説明文の読解におけるテキストベースと状況モデルの構築過程の比較 : 視線計測による検討}, volume = {12}, year = {2013} }