@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00018778, author = {小林, 元 and 吉村, 太一 and 見尾, 優 and 安江, 恒 and 野溝, 幸雄 and 木下, 渉 and 酒井, 敏信 and 白澤, 紘明 and 荒瀬, 輝夫}, journal = {信州大学農学部AFC報告}, month = {Mar}, note = {信州大学西駒ステーションの亜高山帯常緑針葉樹林において,大きさ0.09ha の固定試験区を標高別に3箇所設置し,林分構造を解析した。合わせて,伐根調査と年輪年代学的手法を用いて過去の人為攪乱のサイズと強度,および頻度について考察した。年輪解析の結果,移管以前の西駒演習林は広範囲にわたって強度の伐採が複数回繰り返され,現在試験区内に存在する根株断面積合計の33~54%に相当する樹木が伐採されていたことが明らかとなった。人為攪乱からおよそ50年が経過した西駒ステ-ションのオオシラビソ・シラビソ林には大径の立木は存在せず,枯死木も小径の個体に偏っており,比較的若い未成熟な二次林であると位置づけられた。人為攪乱後の林分発達には標高によって明瞭な差異が認められ,標高が高い林分ほど発達が遅れた段階にあることが明らかとなった。標高による林分発達の差異は主に温度環境の違いによってもたらされていると考えられたが,森林限界に近い高標高林分では,倒木によるギャップ形成も林分発達を抑制する因子として無視出来ないと考えられた。, Article, 信州大学農学部AFC報告 15: 1-9(2017)}, pages = {1--9}, title = {信州大学西駒ステーション亜高山帯常緑針葉樹林における人為攪乱から50年後の林分構造}, volume = {15}, year = {2017} }