@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00018783, author = {荒瀬, 輝夫 and 岡野, 哲郎 and 内田, 泰三}, journal = {信州大学農学部AFC報告}, month = {Mar}, note = {木本性つる植物チョウセンゴミシ(Schisandra chinensis)の地域産物化をはかるため,長野県内において2016年秋季に自生地の環境と結実期の生育特性を調査した。チョウセンゴミシ群落を探索し,南相木村(標高1130m),原村(標高1600m),伊那市(標高1050m)の3調査地を選定した。調査地の植生はすべてカラマツ人工林であった。つる高と地際高について調査地間に有意差が認められたが,いずれの調査地でもつる高は2m に達せず,地際径は太くとも5mm 前後であった。伊那市では結実が認められず,南相木村,原村ではそれぞれ結実高104.0±30.2cm,54.3±15.1cm で,後者では高さ20cm 未満の結実が観察された。南相木村と原村に共通して,つる高は果房数および果粒数との間に有意な正の相関(r =0.64~0.68)が認められた一方,地際径については結実特性との有意な相関は認められなかった。低い位置で開花・結実できることから,チョウセンゴミシは伐採や下刈後に比較的速やかに回復して繁殖でき,栽培した場合に,植え付けから短期間で結実にいたる可能性が示唆された。, Article, 信州大学農学部AFC報告 15: 47-53(2017)}, pages = {47--53}, title = {結実期のチョウセンゴミシ(Schisandra chinensis)の生育特性}, volume = {15}, year = {2017} }