@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00019516, author = {梅干野, 成央 and 仲摩, 裕加 and 土本, 俊和 and 井田, 秀行}, journal = {志賀自然教育研究施設研究業績}, month = {Mar}, note = {長野県北部の飯山市小菅地区で江戸後期(1770年頃)に建てられたと推定される1軒の茅葺き木造民家の構造材の樹種を同定するため,2012年の解体時に計104部材から試料を採取し,木材組織の切片を作成した。このうち99部材から計10ないし11樹種が同定され,内訳は,使用本数の多い順にスギ(53本),ブナ(18本),アカマツ(12本),コナラ亜属(ミズナラないしコナラ)(5本),オニグルミ(4本),トチノキ(3本),クリ・ケヤキ・キハダ・コブシ(各1本)であり,いずれも現在,周辺において普遍的にみられるものであった。柱や束などの垂直材にはスギ,水平材にはブナやアカマツがそれぞれ多く使われていた。水平材へのブナの多用,とりわけ首へのブナの使用は,他の豪雪地の民家と共通していた。, Article, 志賀自然教育研究施設研究業績 54 : 25-29(2017)}, pages = {25--29}, title = {豪雪地にたつ伝統木造民家の構造材の樹種組成 : 長野県飯山市小菅地区の農家建築1事例}, volume = {54}, year = {2017} }