@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00019628, author = {古里, 由香里}, journal = {信州大学総合人間科学研究}, month = {Mar}, note = {本稿では,初年次教育を実施することによる, 学生に対する具体的な効果について, 留年・休学・退学を目的変数に,初年次教育の効果について計量分析を用いて検討した。分析事例として,信州大学の初年次教育「大学生基礎力ゼミ」を使用し,受講者6259名のデータから解析を行った。 その結果、「大学生基礎カゼミ」を受講した学生は,留年経験者が,統計的に有意に少ないことが示された。さらに,ロジスティック回帰分析を用いて,性別,留学経験,個人内成績平均を統制しても,この効果は示された。このことから, 「大学生基礎力ゼミ」による独自の効果があり,初年次教育プログラムの受講の有無が,長期間にわたる影響があることを意味する。一方で,休学・退学においては, 「大学生基礎カゼミ」を受講する効果は有意ではなかった。これらの結果から、初年次教育が学生に及ぼす影響が具体的にどのような事象に関連するかを議論した。, Article, 信州大学総合人間科学研究 12 : 90-102(2018)}, pages = {90--102}, title = {初年次セミナーが留年・休学・退学に及ぼす効果:「大学生基礎力ゼミ」を事例にした計量分析}, volume = {12}, year = {2018} }