@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00019685, author = {坂口, 和寛}, journal = {信州大学人文科学論集}, month = {Mar}, note = {非教師の日本語母語話者に調査を行い,類義表現対の例文分析において叙述される例文の意味内容について明らかにした。類義表現分析の成否から調査対象者を二群に分け,調査で得た例文分析の記述から各群に特徴的な日本語表現をテキストマイニングの手法で抽出し,例文分析の内容や手続きに見られる傾向を探った。類義表現対の弁別的な意味特徴が説明できている調査対象者群は,例文の行為主体に焦点を当てて具体的に描写する傾向がある。また,背景的事象を補足しつつ例文の構成に沿って詳述するというボトムアップ型の例文分析がなされていた。一方,類義表現分析の不十分な調査協力者群は,事物の状態を中心に例文について抽象的に描写する傾向が窺える。さらに,例文が表す事態などを意訳的に説明するトップダウン型の例文分析がなされている。また,メタ言語の使用が多く,例文分析において例文の言語的側面に焦点化する傾向も指摘できる。, Article, 信州大学人文科学論集 (5): 157-172(2018)}, pages = {157--172}, title = {類義表現の例文分析において言語化される例文の意味内容 : 使用される日本語表現が示唆する例文分析の傾向}, volume = {5}, year = {2018} }