@techreport{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00019834, author = {Arase, Teruo and Shirasawa, Hiroaki and Kobayasi, Hajime and Kinoshita, Wataru and Nomizo, Yukio and Sakai, Toshinobu}, month = {Mar}, note = {学生実習による固定試験地調査を通じて,授業でのフィールド調査の割り当て方法について検討した。信州大学農学部手良沢山演習林のイチイ植林地において,参加学生20名を4班に分け,先回り探索(他の班との位置関係と未調査木の位置をもとに次の調査木を選ばせる方式)で,立木のサイズと位置の計測を実施した。全体では94本(班ごとに17~28本)の立木が調査され,胸高直径(DBH)は正規分布し,班ごとに見ても平均DBHに有意差はなく概ね正規分布していた。立木の位置情報をもとに調査中の各班の移動の軌跡を描いたところ,調査終了まで開始時点の各班の位置関係がほぼ保たれ,軌跡が互いに交錯することはなかった。また,班ごとで調査終了までの時間差はほとんど生じなかった。次の調査木への距離(平均の水平距離3.0~3.5m,垂直距離1.0~1.8m)に班ごとに有意差はなく,調査条件に班ごとの著しい違いはなかった。また,最も調査本数の多かった班で,標識番号の誤記入が1件見られ,それによって欠測と重複カウントをそれぞれ1本ずつ生じたのと等しい状況になった。各班の意思に任せる先回り方式での調査割り当てでは,班ごとの能率に合わせて調査地が分担されることが確かめられたが,問題点として調査ミスを検出しにくいことが挙げられた。, Article, 環境科学年報 40:57-63(2018)}, title = {Issues in Student Surveys of a Permanent Experimental Stand in a Research Forest}, year = {2018} }