@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:02000081, author = {横内, 美保子}, journal = {ことばの研究}, month = {Mar}, note = {これまで日本語教科書にはさまざまなステレオタイプが潜んでいると報告されてきた。教師は教科書に盛り込まれているそうしたステレオタイプを顕在化させ、学習者の気づきや学びを生じさせることが肝要である。本稿ではそこからもう一歩、踏み込み、「役割語」という観点から「日本語学習者キャラクタ」について考察し、日本語学習者のそれぞれが日本語習得過程で自分らしいキャラクタをカスタマイズしていくことの重要性を主張する。そのカスタマイズにおいて、日本語教師は「優等生キャラ」を提示しがちな日本語教科書を客観的に分析した上で、役割語のヴァリエーションを提示し、それらに関する理解を促すことによって、学習者のキャラクタ形成をサポートする必要がある。, Article, ことばの研究13: 77-94(2021)}, pages = {77--94}, title = {役割語から日本語教科書を見直すと「優等生キャラ」が見えてくる ~日本語学習者のキャラクタ・カスタマイズの重要性と教師の役割~}, volume = {13}, year = {2021} }