@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:02000854, author = {瀧井, 暁子 and 中下, 留美子}, journal = {信州大学農学部AFC報告}, month = {Mar}, note = {これまでクマ類が洋ランを食害した事例は報告されていない.本報告では2021年₈月に長野県上伊那地域で初めて発生したビニールハウス栽培のシンビジウム(Cymbidium sp.)の被害状況とその要因について検討した.ツキノワグマ(Ursus thibetanus)は一晩で200〜300鉢のシンビジウムに被害を出した.主な被食部位は葉の根元にあるバルブであり,栄養分析から糖含有率が比較的高いことが示された.また,被害現場周辺で採取した体毛の炭素・窒素安定同位体比分析や糞内容物からビニールハウス周辺のクマは,隣接する養魚場の魚を採食していたと考えられた.被害は,養魚場に接近した個体が隣接するビニールハウスに偶然侵入し,糖含有率の高いシンビジウムのバルブを食べ物として認識した結果おきたと考えられた., Article, 信州大学農学部AFC報告 20 : 1-9(2022)}, pages = {1--9}, title = {初めて確認されたツキノワグマによる洋ラン被害}, volume = {20}, year = {2022} }