@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:02000855, author = {奥田, 百音 and 小林, 元 and 森, 健吾 and 安江, 恒 and 大塚, 大 and 木下, 渉 and 野溝, 幸雄 and 酒井, 敏信 and 荒瀬, 輝夫}, journal = {信州大学農学部AFC報告}, month = {Mar}, note = {本研究では,西駒ステーションの山地帯から亜高山帯にかけての林分構造を調査し,西駒ステーションにおける里山利用の履歴について考察した。調査の結果,小黒川左岸の山地帯上部から亜高山帯下部にかけては,コメツガを除くと樹齢が90年生を越える個体は見られず,小径の根株が数多く見られた。このことから,西駒ステーションの一部は移管以前に薪炭採草地として里山利用されていた可能性が考えられた。根株の多い調査区では主に実生による更新が行われており,移管以前は集約的な草木の収穫により,林相は疎林化していたと考えられた。一方,根株の少ない調査区では主に萌芽による更新が行われており,移管以前は薪炭林として利用されていたと考えられた。現在の林分構造は過去の里山利用による人為攪乱の影響を強く反映しており,より集約的に収穫されてきた林分ほど林分発達が遅れた段階にあると考えられた。, Article, 信州大学農学部AFC報告 20 : 11-19(2022)}, pages = {11--19}, title = {信州大学西駒ステーションにおける里山放棄林の林分構造}, volume = {20}, year = {2022} }