@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:02000972, author = {新谷, 里菜 and 水口, 崇}, journal = {信州心理臨床紀要}, month = {Jun}, note = {本研究では,親への愛着と乳児への好意感情の程度,それらが育児観に与える影響を検討した。調査対象は大学生の142 名(男性 49 名,女性 93 名)である。初めに,親への愛着と育児観と検討した結果,愛着不安の高さが「育児不安」に正,「育児肯定感」に負の影響を与えていた。これは児童期の家族関係が育児意識に影響を与えるという先行研究を支持していた。親への愛着と乳児への好意感情は,「愛着不安」「愛着回避」ともに影響がなかった。両親との関係が良好であるほど,子どもへの好意感情が高くなるという研究知見と異なっていた。乳児への好意感情と育児観は,「育児不安」に対し負,「育児肯定感」「子ども至上感」に対し正の影響を与えていた。最後に育児意識と乳児への好意感情は,育児意識にも乳児への好意感情にも性差がなかった。これは子育ての期待と肯定感,子育てへの不安が男性よりも女性の得点が高いという従来の見解に反する結果であった。, Article, 信州心理臨床紀要 21 : 49-61(2022)}, pages = {49--61}, title = {大学生の乳児への好意感情および親との愛着と育児観の関連性}, volume = {21}, year = {2022} }