@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00002006, author = {池本, 博司 and 榊原, 保志 and 前野, 十行}, journal = {信州大学教育学部附属教育実践総合センター紀要 教育実践研究}, month = {Dec}, note = {身近にある安価で安全な塩化ナトリウムの立方体単結晶を作成し,結晶の重さや体積を測定することを通して,その結晶に含まれる粒子の数を定量的に推定させる実習を行った.本学に入学してくる学生の実態を見ると定量的な扱いが苦手とするようになり,質的に変化したと思われる現行の高校生において,この実習が同じようにうまく実施できるのだろうか.「結晶がすごく小さく感動した」「結晶がとてもきれいだった」とする生徒の感想,アボガドロ数の整数部まで再現できる生徒がいたことから,本実習は生徒の微視的概念の形成を支援する可能性の感触を得た.しかしながら,数字の桁数が大きくなる計算に対してつまづく生徒が多くなり,結果として重さと体積から粒子数を求める計算がうまくできなかった生徒が多かった.数学の授業での取り扱いや生徒の履修状況を検討した後,理科教育における定量的な指導の方法を工夫する必要がある., Article, 信州大学教育学部附属教育実践総合センター紀要 教育実践研究 9: 71-80(2008)}, pages = {71--80}, title = {塩化ナトリウム単結晶の粒子数を求める実習の評価}, volume = {9}, year = {2008} }