@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00020511, author = {椙原, 由布子 and 仲間, まりな and 佐野, 紫織 and 木村, 俊 and 両角, 光市}, issue = {1}, journal = {信州大学医学部附属病院看護研究集録}, month = {Mar}, note = {看護師は、看護者の倫理綱領に基づきケアの実践を心がけているが、実際のベッドサイドケアでは倫理的な視点が欠けているケアを見かけることがある。そのため看護師個人の知識や感性といった要因以外に、倫理的視点を持ってケアを行うことを阻害する要因を明らかにする。A大学病院B病棟看護師を対象にインタビューガイドを用いた半構成的面接(倫理事例検討会)を行い、逐語録を作成、質的帰納的に分析を行った。
「多忙と感じる業務」「業務を優先する風土」「業務における他の価値観との対立」「他人任せな看護師の思考」「看護師の倫理的問題の認識不足」「看護師の倫理的問題の軽視」「看護師間の上下関係」「看護師間の連携不足」の8のカテゴリが抽出された。これらは業務・看護師個人の思考・人間関係の3つの阻害要因に大別された。
倫理的視点を持ったベッドサイドケアが阻害される要因は、倫理的知識の不足や感性の低さのほかに思考やスキルといった看護師個人に由来するものと、業務・人間関係といった外的要因もあることが明らかとなった。, Article, 信州大学医学部附属病院看護研究集録 46(1):5-9(2018)}, pages = {5--9}, title = {倫理的視点を持ちケアを行う事を阻害する要因の調査 : ベッドサイドケアに焦点を当てて}, volume = {46}, year = {2018} }