@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00020519, author = {戸谷, 理沙 and 細田, かず子}, issue = {1}, journal = {信州大学医学部附属病院看護研究集録}, month = {Mar}, note = {精神科専門医療が必要な患者を早期に発見し適切な医療を提供することで、症状の緩和や早期退院に繋がることを目的として、当院は平成29年3月より精神科リエゾンチームを発足した。その精神科リエゾンチーム活動を通して、拡張型心筋症により植え込み型補助人工心臓手術が適応となったことから、適応障害となった患者に精神科認定看護師として介入した。患者にとって、植込み型補助人工心臓の管理が必要な生活スタイルへと変換されたことは思いもよらない重大なライフイベントであり危機である。身体的、精神的に余裕がない状況下では認知に偏りが生じやすく、本来備わっている強みや良いところが影を潜め、できないことや報われないことに注意が向きがちとなる。患者は苛立ちゃ不満が表立つて表出する傾向にあったが、患者の認知の特性や生活史に焦点をあてて、患者理解に努め、家族や病棟看護師、多職種と共有し、支持的な積極的傾聴やストレングスの視点を用いて患者の夢や希望を聴く時間を設けた。本事例を通して、生育歴や生活史を踏まえた患者理解とアプローチを多職種と共有し、協働関係を築くこと、スタッフへの介入も積極的に行うことが大切であると改めて学ぶことができた。, Article, 信州大学医学部附属病院看護研究集録 46(1):43-45(2018)}, pages = {43--45}, title = {拡張型心筋症の治療により適応障害となった事例を通しての考察 : 精神科認定看護師としてリエゾンチーム活動をする中で}, volume = {46}, year = {2018} }