@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00020521, author = {上條, 綾香 and 大久保, 敏子 and 中野, 和美}, issue = {1}, journal = {信州大学医学部附属病院看護研究集録}, month = {Mar}, note = {在留・訪日外国人は年々増加傾向にあり、言語や価値観などの文化の異なる外国人患者へ医療を提供する機会も増えてきている。当院でも、在留している家族に観光ビザで会いに来た際、病気になった症例があった。受診時の患者は、すでに肺癌の終末期の状態であった。患者が無保険のため高額になり医療が限られることから、家族を含め面談を行い、医療費の支払いの可否などの意思確認と治療・看護の方針決定を行った。患者と家族が望む終末期療養の支援において、言語の違いにより意思疎通が困難であり、苦痛症状の確認や看護実践後の評価がしにくい状況があった。面談により国外に住む家族を呼び寄せ、最期を迎える患者と接する時間もでき、患者は穏やかに亡くなられた。その家族からは感謝の言葉があり、今も医療費を分割で払い続けている。終末期の無保険診療においては、早い段階から具体的な医療費や予後などについて明確にし、患者とその家族が望む終末期療養を確認していくことが重要である。そして、看護や治療にどの程度の医療費がかかるかを把握しつつ、必要性について患者や家族と医療者間で検討し提供していく必要がある。, Article, 信州大学医学部附属病院看護研究集録 46(1):50-53(2018)}, pages = {50--53}, title = {無保険外国人患者の終末期療養における意思決定支援}, volume = {46}, year = {2018} }