@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00020579, author = {荒瀬, 輝夫 and 内田, 泰三}, journal = {信州大学農学部AFC報告}, month = {Mar}, note = {陸生スゲ類の緑化利用をめざして,渓畔域(とくに砂れき地や崩壊地)において優れた特性をもつ種の探索を行うことを試みた。山地帯から高山帯におよぶ信州大学農学部AFC 西駒演習林を調査地として,標高1,230~2,650 m の範囲を踏査した。スゲ属植物に加えて,比較のためイネ科およびイグサ科植物の分布を調査した。その結果,スゲ属14種,イネ科13種,イグサ科3種が確認された。スゲ属とイネ科の種数は標高に沿って類似の変化を示し,標高1,600~1,700 m で極小,標高1,900~2,000 m で極大となる傾向がみられた。広域に分布する種や,崩壊地に特異的にみられる種の中から,アブラシバ,アズマナルコ,ヒメスゲの₃種が緑化利用に有望であると判断された。種組成の解析から,スゲ属ではイネ科に比べて圧倒的に優占する種が見受けられないことと,標高差およそ500 m で種組成の類似度が半減することが推定され,緑化する場所にふさわしい種の組み合わせが必要と結論された。, Article, 信州大学農学部AFC報告 17: 37-43(2019)}, pages = {37--43}, title = {信州大学農学部AFC 西駒演習林の渓畔域におけるスゲ属植物の垂直分布}, volume = {17}, year = {2019} }