@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00020581, author = {荒瀬, 輝夫}, journal = {信州大学農学部AFC報告}, month = {Mar}, note = {本論文では,大学における植物標本庫創設の1事例をもとに,標本作成枚数の推移とその要因について解析した。創設後14年間で,累積枚数は3,757枚となり,年間の標本作成枚数は周期的な変動を繰り返しながら年間およそ200枚の増加に収斂していた。当初は大学の所在する県内での標本作成枚数が大部分を占めたが,創設5年目ごろを境に県外での標本作成枚数の増加が顕著になった。また,重複標本の割合は,県外の標本作成枚数では初期に低く,9年目以降に高くなった。これらの変化の背景には教育研究上の理由や配属学生数の影響があることが推測された。創設30年後には7,000枚前後に達すると予測されるが,現状ですでに植物標本庫の容量を超過している状況にあり,施設,設備の面で保存状況,利用しやすい状況も次第に損なわれていくことが予想される。将来的に,大学の植物標本庫として永続的なものにするかどうかを決めることは重要であり,大学において植物標本庫の意義が重んじられることを期待したい。, Article, 信州大学農学部AFC報告 17: 53-57(2019)}, pages = {53--57}, title = {大学における植物標本庫創設とその課題}, volume = {17}, year = {2019} }