@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00020622, author = {清水, 健司 and 清水, 寿代}, journal = {信州大学人文科学論集}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は,自己愛傾向と反映的自己評価との個人的資質を持つ青年たちが,重要他者(最も親しい同性の友人)に対して試みる安心さがしによって,居場所感や他者依存性といった友人関係における適応性に,どのような影響を及ぼすのか検証することであった。  その結果,自己愛傾向が高く,反映的自己評価が低い人々,つまり自己像において肯定的評価を維持したいとの強い動機づけを持ち,重要他者でさえ自分のことを高くは評価していないとの疑念を持つ人々は,安心さがしを行うことで友人関係にて更に不適応的になることが示された。ただし,自己愛傾向が低く,反映的自己評価が高い人々,つまり自己像において肯定的評価を維持することにさほど執着するわけではなく,重要他者から高い評価を受けているとの信頼感を持った人々は,安心さがしをすることで一定の自己存在の確認作業ができている可能性が示された。, Article, 信州大学人文科学論集 (6): 83-93(2019)}, pages = {83--93}, title = {自己愛傾向と安心さがしが友人関係における適応的側面に与える影響}, volume = {6}, year = {2019} }