@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00020627, author = {坂口, 和寛}, journal = {信州大学人文科学論集}, month = {Mar}, note = {本研究では,非教師の日本語母語話者への調査により収集したテキストデータから,類義表現分析における意味説明の内容や手続きに関する特徴をテキストマイニングの手法で探った。類義表現対の弁別的意味が説明できている分析者グループは,弁別的意味の端的かつ的確な言語化だけでなく,類義表現それぞれの意味特徴に焦点化して詳細に説明している。一方,類義表現分析の不十分な分析者グループは,意味特徴の説明が不十分であることに加え,用法や文法性など意味以外の言語特徴にも焦点化している。弁別性の明確化が困難な意味面での説明を回避する傾向が窺える。また,対比によって類義表現対の差異や相違点を探っている手続きも特徴的に見られる。こうした結果は,有用な分析手続きである対比が,類義表現対の分析と意味特徴説明においては必ずしも有効に機能していないことを示唆している。, Article, 信州大学人文科学論集 (6): 169-181(2019)}, pages = {169--181}, title = {類義表現分析において日本語母語話者が行う意味特徴説明}, volume = {6}, year = {2019} }