@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00020673, author = {宮地, 弘一郎}, journal = {人間学研究}, month = {}, note = {最重度事例の発達における重要な問題のひとつとして, 発達可能性を保障する適切な発達環境が構築されにくい問題がある. 本研究では, 重障児の各感覚系の発達水準と発達環境としての援助者のかかわり方との関連性について検討した. 第1の検討では, 授業場面における教師の働きかけと, 一過性心拍反応からみた感覚受容発達について3事例間の比較を行った. 第2の検討では, 1事例を対象に検討1と同様の評価を3年間にわたって実施した. 結果, 検討1と検討2における教師の働きかけと感覚受容水準との関連性について共通性が認められ, 経時的複合刺激としての働きかけにおける先行刺激の感覚モダリティ間の偏りが, 各感覚系の意味性, 信号性の獲得に偏りを生じさせた可能性が示唆された. 最重度事例の発達保障のためには, 対象の機能評価と共に環境の発達的要素を分析し, 発達可能性に対する包括的環境を構築することが重要といえる., Article, 人間学研究.14:81-89(2015)}, pages = {81--89}, title = {重症心身障害児の感覚受容発達と援助者のかかわり方との関連性に関する一考察}, volume = {14}, year = {2015} }