@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00020860, author = {水木, 将 and 伊東, 黄 and 梅原, 舞 and 小林, 若菜 and 佐藤, 渉 and 辻野, 亮 and 藤田, 楓 and 堀谷, 勇介 and 米良, 健輝 and 森下, 開 and 長谷川, 航平 and 塚原, 照臣 and 野見山, 哲生}, issue = {2}, journal = {信州公衆衛生雑誌}, month = {Mar}, note = {目的:呼吸用保護具は作業管理の1 つとして有効な対策である。しかし呼吸用保護具は不適切な装着により、保護具の効果が十分に発揮できない可能性がある。今回、労働者が業務上行う動作や装着指導が、呼吸用保護具の適切な装着に与える影響を調査した。 方法:調査対象は、呼吸用保護具の装着経験のない大学生8 名とした。呼吸用保護具は、防じん機能を有する防毒マスクを用いた。装着評価は、マスク内外の粉じん濃度の比を計測する漏れ率を用いた。測定項目は、座位、発声、首の動き、歩行、走行の5 種類の動作に伴う漏れ率とし、装着指導前後による差を比較した。 結果:解析対象は全データが入手できた6 名とした。装着の指導前のマスクの漏れ率は、座位と比し発声80 dB で有意に大きかった(p=0.03)。指導後のマスクの漏れ率は座位と比し発声80 dB で有意に大きく(p<0.05)、音量が大きくなると共に漏れ率が有意に大きくなった(p=0.01)。首の動き、歩行、走行は座位と差が無かった。また、指導前と指導後の座位同士、発声同士の漏れ率を比較すると、指導後で有意あるいは有意に近く低下した。 考察:マスクの装着指導によって漏れ率が低くなった。発声は、80 dB で漏れ率が高くなり、比較的騒音レベルの高い職場での漏れ率の増加が懸念された。マスクを装着して作業に従事した際、大きな声を出した場合、再度マスクの装着状況の確認、再装着が必要である。, Article, 信州公衆衛生雑誌 13(2): 81-85(2019)}, pages = {81--85}, title = {呼吸用保護具の適切な装着を阻害する要因の検討と装着指導の効果に関する研究}, volume = {13}, year = {2019} }