@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00021254, author = {高橋, 徹 and 松下, 正明}, journal = {日本病跡学雑誌}, month = {Jun}, note = {本文の機関リポジトリ公開にあたって2020年3月に補遺を新たに作成したため、補遺は学会誌に掲載されていない。, 2009年に,がんで早逝したSF作家の伊藤計劃を対象として,特に伊藤氏の個人プログ『伊藤計劃 第弐位相』にある闘病に関する箇所を抜粋したうえで,「病と創作」をテーマに考察を行った。ストレス心理学における「コーピング」の概念,特に「考え込み型反応」と「気晴らし型反応」の概念を使うことで,がん闘病下における伊藤氏の心理的変遷を検討した。また「病と死」に対峙した心理状態が,創作に及ぼした影響に関しても検討した。「意識」と「死」に関する伊藤計劃の思想的基盤として,「進化心理学」の存在を指摘し,それらが『ハーモニー』の創作に与えた影響について考察した。, Article, 日本病跡学雑誌.89:65-80(2015)}, pages = {65--80}, title = {作家「伊藤計劃」 : 病と創作}, volume = {89}, year = {2015} }