@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00021329, author = {松井, 瞳}, issue = {2}, journal = {日本腎不全看護学会誌}, month = {Nov}, note = {本研究の目的は,公的介護保険制度制定年以降に報告された血液透析継続上の高齢者の事例研究における看護問題・課題を明らかにすることである.  「医学中央雑誌Web版Ver5.0」において,「看護」「高齢者」「介護」「血液透析」をキーワードとして2016年2月24日に文献検索した.抽出された事例研究57件中,60事例を【高齢者の看護問題】【家族の看護問題】【支援システムの課題】に分類し,看護問題・課題を分析した.研究対象の看護問題は【高齢者の看護問題】「非効果的健康管理」(13件),【家族の看護問題】「介護者役割緊張,家族機能障害」(11件),【支援システムの課題】「在宅療養支援体制の不足」(9件)の順に多かった.【高齢者の看護問題】「非効果的健康管理」は,食事・服薬管理など高齢者自身の自己管理に関する研究,「介護者役割緊張,家族機能障害」は家族の介護負担感に関する研究,「在宅療養支援体制の不足」は,すべて在宅支援体制の未整備に関する研究であったが,地域包括ケアによる多職種連携・介護保険制度の活用により看護問題・課題解決策を導くことができていた.  これらの結果から,血液透析受療中の高齢者・家族には地域包括ケアによる多職種連携・介護保険制度の活用が看護問題・課題解決策を導く手段として有用であることが示された., Article, 日本腎不全看護学会誌.19(2):65-74(2017)}, pages = {65--74}, title = {公的介護保険制度制定年以降の事例研究における高齢者の血液透析継続上の看護問題・課題に関する文献研究}, volume = {19}, year = {2017} }