@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00021369, author = {Arase, Teruo and Furuno, Masaaki and Uchida, Taizo}, journal = {環境科学年報}, month = {Mar}, note = {近年,長野県上伊那地方では,バラモンギク属植物(キク科)の帰化が急速に目立つようになった。そこで本研究では,バラモンギク属植物が帰化・定着したとみられる上伊那地方4 地点(辰野,箕輪,南箕輪,伊那)において植生調査を行い,種の同定を行うとともに,開花・結実の状況や群落の種組成の把握を試みた。その結果,4 地点で確認されたのは,フトエバラモンギク(Tragopogon dubius)1種のみであった。いずれの地点でも開花・結実が認められ,細い根出葉を叢生する越冬期の草型も確認された。生育地は開けた裸地(路傍)や緑化された斜面に発達した草本群落(土手や河川堤防)であった。出現種数に占める帰化植物種数の割合は42~68%と高く,最も早期に帰化の見られた地点(辰野)から離れるほどこの割合は高くなる傾向にあった。起源地は不明ながら,本種の種子は大きな冠毛を有するため,風による種子散布で侵入してきたものと推測される。, Article, 環境科学年報 41:7-13(2019)}, pages = {7--13}, title = {Recent Naturalization of Tragopogon species (Asteraceae) In Kami-ina Region of Nagano Prefecture}, volume = {41}, year = {2019} }