@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00021377, author = {荒瀬, 輝夫 and 大塚, 大 and 小林, 元 and 木下, 渉 and 野溝, 幸雄 and 酒井, 敏信}, journal = {環境科学年報}, month = {Mar}, note = {生態学的な植物調査では,植物の枯死や消失が生じうるため,0値や欠測値は珍しくない。2019年に行われた信州大学農学部の学生実習での立木調査において,多くの0値が記録された。これらの0値について,本研究では,調査票の表現を精査して生育状態を推定した。さらに,不明確な0値の生じた原因について,仕事量(調査本数)と調査の複雑さまたは単調さ(立木の生育状態の順序パターン)に注目して分析を行った。立木調査では計243本のうち82本が枯死または消失しており,さらにそのうち13本についての調査票の記録が不明確な0値であった。こうした0値は7つの学生グループのうち3グループで記録され,様々な表現が用いられていた。調査本数,立木の生育状態の順序パターン(連の数と長さ,i 番目とi+1番目の生育状態の関連性)と,不明確な0値との相関はほとんど認められなかった。よって,不明確な0値の発生には立木とは関わりのない要因が影響したと推測された。その要因としてグループ内の学生間のコミュニケーション不足が挙げられ,グループ分けの方法の改善や,0値のときの明確な表現についての指示が必要と考えられた。, Article, 環境科学年報 42:1-7(2020)}, pages = {1--7}, title = {Considerations for Zero-Value Data Recorded in Student Surveys}, volume = {42}, year = {2020} }