@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00021487, author = {中林, 春海 and 水口, 崇}, journal = {信州心理臨床紀要}, month = {Jun}, note = {特定の対象を強く支持するファンやファン心理は古くから存在する。支持の内容や方法は異なるが,我々はしばしば投影や憧僚の対象を懐いてきた。本研究では,現代社会におけるファン心理やその活動の様態を分析すると同時に,それらが精神面に及ぼす影響を解明することを目的とした。大学生132 名(男性66名,女性66名)を対象に調査を行った。主観的幸福感尺度,社会的比較志向性尺度,居場所の心理機能測定尺度,ファン心理尺度を使用して,質問紙調査を実施した。分析の結果,ファン対象を持つ場合の方が持たない場合よりも,主観的幸福感の構成要素である人生に対する前向きな気持ちが高いことが明らかになった。またファン対象を持つ場合,共通のファン対象に対する意見交換や感情の共有を多く行うことが示された。これらの結果から,現代社会におけるファン心理やその活動の様態について論じた。加えて,それが及ぼす精神面に対する肯定的な作用と意義について考察した。, Article, 信州心理臨床紀要 19 : 33-55(2020)}, pages = {33--55}, title = {ファン心理やその活動と大学生の心理的健康の関係 : 現代社会におけるファナティックの様態と意義}, volume = {19}, year = {2020} }