@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00021495, author = {水口, 崇}, journal = {信州心理臨床紀要}, month = {Jun}, note = {幼児教育の現状,教育課程に関する研究が少ない。また実態として,領域を複合した保育活動を展開しているが,その研究はほぼ見られない。これらの理由として,的確な学術的理論が少ないことが考えられた。そこで本研究では,領域複合の理論の検分を行うことを目的とした。具体的には領域人間関係と言葉を複合的に扱うため,発達研究が提案する理論とその妥当性の検証を行った。Tomasello (2008 / 2013)のコミュニケーションの起源に関する理論を対象とした。Vygotskian fashion や語用論によるコミュニケーションの研究は,乳幼児期の特性に適していることを論じた。身振りがコミュニケーションの起源であることは,人間も大型類人猿も同じであることを言語理論によって説明した。その上で,知らせることと共有することが,人間固有のコミュニケーションの動機であることを示した。それが人間に言語を創造させたことについて論議した。最後に,政府が提案する領域人間関係と言葉のねらいと,検分してきた理論の照合を行った。この理論が両領域のねらいを包括しており,研究のフレームとして使用に適することが明らかになった。, Article, 信州心理臨床紀要 19 : 161-173(2020)}, pages = {161--173}, title = {保育内容の領域複合の有効性に関する発達研究の援用 : Vygotskian fashion のコミュニケーション理論から指導法へ}, volume = {19}, year = {2020} }