@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00002643, author = {美甘, 信吾}, journal = {信州大学経済学論集}, month = {Mar}, note = {経済活動の主体は民間企業だが,経済開発や雇用の確保といった経済問題は,政治の重要課題である。政治体制の変動が激しい新興国では,政治秩序の不安定がビジネス環境に直接的な影響を与える。社会的な影響力の強いビジネス・エリートは,政治に対する意思決定を迫られることも多い。ビジネス・エリートがどのような政治活動を行うか。どのように経済政策形成に影響力を持つか。本稿では,アジアの新興国の政治課題を理解するために,フィリピンの事例を中心に考察する。フィリピンでは,ビジネス・エリートを共通の利害を持ち政治家との関係を利用し権益を維持するレント・シーカーと捉える見方が強い。しかし,フィリピンのビジネス・エリートの利益は多様であり,単なる個別企業の利益の追及を超えた政治活動を行う主体と捉え直さなければ,フィリピン政治のダイナミズムは理解できない。, Article, 信州大学経済学論集 63: 1-40(2012)}, pages = {1--40}, title = {アジアの新興国におけるビジネスと政治 ; フィリピンのビジネス・アソシエーションの事例研究}, volume = {63}, year = {2012} }