@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00000508, author = {高瀬, 弘樹}, journal = {信州大学人文科学論集}, month = {Mar}, note = {本論文では,高瀬・三嶋・春木(2004)の実験データを用い,呼吸運動の種類(部位)による呼吸―逆さ振り子運動間の相対位相のダイナミクスの違いについて新たに分析を行い,検討した。実験で計測された換気運動,胸部呼吸運動,腹部呼吸運動の3つの呼吸運動データから,「換気運動―逆さ振り子運動」,「胸部呼吸運動―逆さ振り子運動」,「腹部呼吸運動―逆さ振り子運動」の間の相対位相を比較したところ有意な差がみられたことから,換気運動,胸部呼吸運動,腹部呼吸運動は,それぞれ異なる運動特性を持つことが示唆された。腹部呼吸運動が他の2つの運動に比べて,逆さ振り子運動と相対位相が小さく抑えられていることから,腹部呼吸運動の固有な周波数が他の2つの運動より速いことが示された。また,胸部と腹部呼吸運動に比べ,換気運動と逆さ振り子運動間の相対位相の標準偏差が小さいことから,換気運動の下位系である胸部と腹部呼吸運動の揺らぎが相殺していることによって,換気運動は逆さ振り子運動との協調が安定していると推測された。, Article, 信州大学人文科学論集 2: 119-130(2015)}, pages = {119--130}, title = {呼吸と体肢運動間の協調 : 換気運動,胸部と腹部呼吸運動のダイナミクスの違い}, volume = {2}, year = {2015} }