@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00000573, author = {高瀬, 弘樹}, journal = {人文科学論集. 人間情報学科編}, month = {Mar}, note = {本研究では,呼吸運動と心理の関連について検討するため,ストレス状態とリラックス状態における呼吸運動に関する2つの実験を行った。特に,呼吸1サイクルを吸気相,吸気後ポーズ相,呼気相,呼気後ポーズ相に分け,どの測度がストレス状態およびリラックス状態を反映しているのかについて,および胸部と腹部呼吸運動の変化パターンは同様か否かについて着目した。ストレス状態における呼吸運動について検討した実験1では,呼気後ポーズ時間は刺激の強弱を反映することが示され,刺激の強度が強いほど呼気後ポーズ時間の減少量は大きいことが明らかとなった。この呼気後ポーズ時間は,実験2のリラックス状態では,ストレス状態とは逆に,増大することが認められた。呼気後ポーズ時間は,心理状態がネガティブであるかポジティブであるか弁別する測度である可能性が示唆された。また,実験2において,胸部と腹部呼吸運動のパターンに違いが認められ,リラックス状態には腹部の呼吸運動が深く関係していることが示唆された。胸部と腹部呼吸運動に関し,1サイクル毎に分析することの有効性が示唆された。, Article, 人文科学論集. 人間情報学科編 45: 81-94(2011)}, pages = {81--94}, title = {ストレスおよびリラックス状態の呼吸運動}, volume = {45}, year = {2011} }