@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00008117, author = {中村, 節子 and 細矢, 文 and 高橋, 良恵 and 大曽, 契子}, issue = {1}, journal = {信州大学医学部附属病院看護研究集録}, month = {Mar}, note = {重度骨粗繋症患者に対する治療薬として,骨形成促進作用をもつ遺伝子組換えヒトPTH製剤(以下フォルテオ)が開発され,使用する患者が増加している。自己注射は,患者が注射の都度来院する必要がないというメリットがある一方で, 「注射は痛い」 「怖い」 「自分にできるか」という不安を持ちやすく,注射手技や副作用の確認に加え,心理面へのサポートも必要と考えられる。そこで,フォルテオ治療を開始した患者の開始時の治療に対する思い,疾患や日常生活の不安を明らかにするため調査し,検討を行った。患者の多くは高齢者で,半数以上の患者が腰背部痛や骨折,寝たきりなど日常生活動作(ADL)の低下といった予後の不安を抱え,日常生活を過ごしていた。患者が注射開始時に抱く不安は,毎日自分で注射することであったが,実際に注射をした感想では,簡単で痛くなく行えたことが挙げられており,実際に行うことが不安の軽減につながっていた。また,フォルテオ治療を開始する際,患者が自己注射手技の説明以外に聞きたかったこととして,同じ治療を受けている他の患者の治療経過や治療効果,骨粗繋症や食事・運動についての関心が高かった。今後は,患者の疾患や治療,予後に関する理解度を確認しながら,医師の説明を補うとともに,日常生活に関する指導を行う必要があると考えられる。, Article, 信州大学医学部附属病院看護研究集録 42(1): 67-69(2014)}, pages = {67--69}, title = {骨粗繋症治療薬テリパラチド(フォルテオ)治療を受ける患者の思い : 外来自己注射指導の充実に向けて}, volume = {42}, year = {2014} }