@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00008525, author = {百瀬, 悦子 and 伊藤, 廣子 and 村田, 一枝 and 丸山, ひさみ and 山崎, 章恵}, issue = {1}, journal = {信州大学医学部附属病院看護研究集録}, month = {Mar}, note = {膀胱内の尿を体外に排出する方法として経皮的膀胱瘻や尿道留置カテーテルなどがあるが,カテーテルを留置せずにこれを可能にするのが間欠自己導尿法(以下CIC)である。先行研究の中で,CICが社会復帰への広がり,QOLの向上を妨げるものとして,時間毎に導尿をすることの制約,カテーテルの持ち歩きの不便さ,トイレ設備の不備がいわれている。そこで今回,患者のニーズにあった看護ケアを提供するために,外来通院しているCIC患者に対して実態調査を行い,日常生活における現状と今後患者指導をしていく上での課題を明らかにした。調査対象は1998年12月から1999年11月までの間,泌尿器科外来に通院したCIC施行患者のうちの49名(男性27名,女性22名)。調査の方法は,電話または面接による聞き取りにより行った。その結果,以下のことがわかった。①CICの時間はそれぞれの患者が,自分の生活パターンに合わせて,設定していた。②指示された時間感覚は98.0%の人はわかっていたが,守るべき1回尿量は46.9%の人しかわかっていなかった。③カテーテルの持ち歩きはその人なりに工夫しており,持ち歩きに不便を感じている人はいなかった。④トイレの設備に対しては,44.9%の人が困った経験があり,身体障害者用トイレが理想と答えていた。⑤46.9%の人は外出先でのトイレでCICを行うことに負担を感じていた。CICを実施していく上で,1回尿量を守ることと時間間隔を関連付けて指導していく必要がある。また,外出先でのトイレでCICをすることを想定した指導も行っていく必要がある。, Article, 信州大学医学部附属病院看護研究集録 29(1): 116-121(2000)}, pages = {116--121}, title = {間欠自己導尿患者の日常生活上の問題点についての実態調査 : 外来患者への聞き取り調査より}, volume = {29}, year = {2000} }