@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00008539, author = {野瀬, 貴可}, issue = {1}, journal = {信州大学医学部附属病院看護研究集録}, month = {Mar}, note = {小児は成長発達の途上であり,入院・治療などのストレスに対する対処機制や因子が成人とは異なる。そのため小児には成人と異なる心理的配慮が必要だが,十分な配慮がなされないまま手術や処置がされる場合がある。今回2回の開頭手術後,発話の消失が見られた小児を経験した。この事例に岡堂の小児のストレス理論をあてはめ,心理的なものではないかと仮定し,ストレス因子,援助方法を抽出して援助を行ったところ有効であった。特に、「目新しさ」「自己概念の変化」「両親の不安」「遊び」は強化されたストレスであり,それらに対する有効だった援助でもある。小児は退行行動など負の対処機制で対処し,また成長過程の途上であり,理解力や自己概念,遊びなどの因子,そして両親の不安など本人以外の因子も加わるため,その分心理的危機状態に陥りやすい。そのため小児は心理的側面を考慮し,早期より,繊細で多彩な援助が必要である。, Article, 信州大学医学部附属病院看護研究集録 29(1): 199-204(2000)}, pages = {199--204}, title = {心理的危機状態にある小児に対する援助(術後発話障害になった患児の事例を通して学んだ事)}, volume = {29}, year = {2000} }