Item type |
学術雑誌論文 / Journal Article(1) |
公開日 |
2007-12-27 |
タイトル |
|
|
タイトル |
搾乳牛の断尾に対する農家の意識 |
タイトル |
|
|
タイトル |
Attitude toward tail docking on dairy farms |
言語 |
|
|
言語 |
jpn |
資源タイプ |
|
|
資源 |
http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 |
|
タイプ |
journal article |
著者 |
竹田, 謙一
神山, 洋
松井, 寛二
|
信州大学研究者総覧へのリンク |
|
|
氏名 |
竹田, 謙一 |
|
URL |
http://soar-rd.shinshu-u.ac.jp/profile/ja.ONShPUkh.html |
出版者 |
|
|
出版者 |
信州大学農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センター |
引用 |
|
|
内容記述 |
信州大学農学部AFC報告 5: 55-63 (2007) |
書誌情報 |
信州大学農学部AFC報告
巻 5,
p. 55-63,
発行日 2007-03-30
|
抄録 |
|
|
内容記述 |
家畜福祉に対する関心が世界的に広まりつつあり,2004年に開催されたOIE の第72回年次総会で家畜福祉に関する基本原則が採択された。特に断尾などの肉体の切断は,家畜福祉の視点から問題視されている。本研究では,断尾農家,非断尾農家各19戸に断尾に関する聞き取り調査を直接面接法で行った。調査内容は1)飼育方法,2)断尾の利点と欠点,3)断尾をしない理由,4)家畜福祉に関する設問とした。各質問項目の結果は以下のとおりであった。1)経営規模,飼育方法,1人あたりの搾乳頭数ではなく,ミルキングパーラーの形態が断尾の実施と関係していた。2)断尾の実施はゴムリング(84%)を用いて,夏を除く全ての季節に行われてた。断尾の利点として,「汚い尾で叩かれない」と回答した断尾農家数は非断尾農家数の2.6倍にもなり,また,「糞尿を撒き散らさない」は断尾農家からしか得られず,糞尿による汚染に起因しているこれら2つの項目で顕著な差が認められた。断尾の欠点として,非断尾農家の多くは,ハエが追い払えないことを挙げた。断尾農家は断尾部位の菌による感染,ハエや埃を払えないという衛生面を挙げた。3)非断尾農家の半数以上は「断尾の必要性を感じていないから」と答えた。また,「ウシを尊重したいから」,「ウシがかわいそうだから」というようなウシに対する倫理的配慮を求めた回答も多かった。4)38戸のうち23戸(60.5%)が家畜福祉の言葉を聞いたことがなく,家畜福祉に対する酪農家の関心の低さが伺えた。酪農家の関心が高かった搾乳牛のストレス項目は,断尾農家,非断尾農家にかかわらず,「行動抑制」76.3%,「飼育環境」63.2%,「繁殖方法」31.6%であった。 |
資源タイプ(コンテンツの種類) |
|
|
内容記述 |
Article |
ISSN |
|
|
収録物識別子タイプ |
ISSN |
|
収録物識別子 |
1348-7892 |
書誌レコードID |
|
|
収録物識別子タイプ |
NCID |
|
収録物識別子 |
AA11845727 |
出版タイプ |
|
|
出版タイプ |
VoR |
|
出版タイプResource |
http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 |