WEKO3
アイテム
回復を拘束・水中浸潰した曲げセット材の解放後の復元
http://hdl.handle.net/10091/836
http://hdl.handle.net/10091/8366334c635-f383-4d97-97a5-d1df3d990e2e
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 学術雑誌論文 / Journal Article(1) | |||||||||
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公開日 | 2007-12-28 | |||||||||
タイトル | ||||||||||
タイトル | 回復を拘束・水中浸潰した曲げセット材の解放後の復元 | |||||||||
タイトル | ||||||||||
タイトル | Restoration of Bending Set Wood in Water-soaked Condition After Release from Restraint | |||||||||
言語 | ||||||||||
言語 | jpn | |||||||||
キーワード | ||||||||||
主題 | 復元, 曲げセット, 飽水状態 | |||||||||
資源タイプ | ||||||||||
資源 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||||
タイプ | journal article | |||||||||
著者 |
徳本, 守彦
× 徳本, 守彦
× 山内, 仁人
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出版者 | ||||||||||
出版者 | 信州大学農学部 | |||||||||
引用 | ||||||||||
内容記述 | 信州大学農学部紀要. 30(2): 115-123 (1993) | |||||||||
書誌情報 |
信州大学農学部紀要 巻 30, 号 2, p. 115-123, 発行日 1993-12-28 |
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抄録 | ||||||||||
内容記述 | ヒノキ材とブナ材の短冊型試片を用いて乾燥過程のクリープによって曲げセット材を作製し,回復を拘束して吸湿・吸水させた試片の拘束解除後の飽水状態での復元経過を測定した。おもな結果は次ぎのとおりである。1) 拘束を解除する時,スプリングバックが生じたことから,回復を拘束して吸湿・吸水させる時,一種の水分応力が発生していることがわかる。2) 両樹種とも,拘束解除後に残留たわみは初め急激に減少するが,次第に減少速度が低下した。しかし,5か月後においても,依然減少傾向が明らかである。3) 復元経過を時間の対数に対してプロットする時,ブナ材とヒノキ材で経過曲線が異なった。これは,ヒノキ材の復元が相対的に遅れて生じることによると考えられる。4) 5か月後のたわみ残存率は,ブナ材で23%,ヒノキ材で36%であり,明らかにヒノキ材の戻りがわるい。5) 復元途中で,試片を取り出して緩やかに乾燥する時,ブナ材では残留たわみは,湿潤時(乾燥開始前)より乾燥後で大きかった。一方,ヒノキ材では含水率15%付近に残留たわみの最小値を示し,以後の乾燥によって増加したけれども,乾燥後の残留たわみは湿潤時(乾燥開始前)より小さくなった。6) 以上の結果を踏まえる時,回復を拘束して水中浸漬した曲げセット材は,本来の安定な構造から外れた不安定な状態に置かれていること,拘束解除後の復元は非常に長い時間に及ぶ遅延現象であって,引き伸ばされて弾性エネルギーを蓄えた""スプリング""が復元力となって,その動きを""ダッシュポット""が遅延していると定性的に説明できる。ブナ材とヒノキ材における復元の度合い及び復元速度の違いは,細胞壁のマトリックスの質的な相違によるものと考えられる。 | |||||||||
資源タイプ(コンテンツの種類) | ||||||||||
内容記述 | Article | |||||||||
ISSN | ||||||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||||||
収録物識別子 | 0583-0621 | |||||||||
書誌レコードID | ||||||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||||||
収録物識別子 | AN00121352 | |||||||||
出版タイプ | ||||||||||
出版タイプ | VoR | |||||||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 |